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2026年1月

妙法の五字を唱えずということなし

『波木井殿御書』/弘安5年(1282)61歳

=すべてのものは…=

掲示の「妙法の五字を唱えずということなし」の前には「吹く風も、ゆるぐ木草も、流るる水の音までも」が入ります。
これは日蓮聖人が住まわれた山梨県にある身延山の自然や四季などのなかから、さまざまなものを感得されたことを表しています。
私たちも植物の芽吹きにいのちを感じ、青々とした木草や咲き誇る花に生きる力を感じ、紅葉には不可思議な美しさと同時に儚さも思わせます。しかし、また必ず春になり、いのちが輝くことも知っています。
すべてのものは妙法・南無妙法蓮華経…、つまり宇宙の摂理・真理の顕れです。いのちが成り立つための四大(地・水・火・風)は私たち人間が作ったものではなく、天与のものです。大いなる力、働き、作用があり、この世界は支えられています。
世界のありように気づき、そのなかで生かされている私たち自身を知る。そうして謙虚に生きていきましょう。

日蓮聖人ご遺文

『波木井殿御書』
日蓮聖人が、身延山を霊山とみなすことなどを、現東京の池上で書かれたといわれています。
弘安5年(1282)61歳


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寳榮山 妙誓寺
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