令和07年7月の聖語

seigo

2025年7月

ちりし花もまたさきぬ をちし菓もまたなりぬ

日蓮聖人御遺文『千日尼御返事』/弘安3年(1280)59歳

=追善供養を=

人は皆、死にます。致死率は100パーセントです。あなたも大切な人を亡くしていると思います。私たちは日々、暮らしていくなかで家族や友人など、愛する人との死の別れが必ずやってきます。
そういった人に「去年散った桜が今年も咲きました。去年落ちた果実が今年もなりました。自然はそのように巡りくるというのに、どうして死んだあなたの命だけが消え去って元に戻ることがないのでしょうか。天も恨めしく、地も歎かわしいことです」と日蓮聖人は優しく寄り添われました。
仏教の教えは、死んで〝無〟になるのではなく、来世があると説きます。ご先祖さまだけでなくお釈迦さまの命も続いています。
塔婆を建てて供養して下さい。死者に追善供養ができるのは生きている私たちだけです。今、平和で幸せに暮らせるのは先に亡くなられた人たちのお陰です。その想いは必ずあの世へ届きます。

日蓮聖人御遺文『千日尼御返事』

佐渡の信徒・千日尼に対するお手紙。亡くなった夫・阿仏房は「法華経の信仰により成仏されています」と、安心を与えてさらには遠く身延まで墓参りに来た息子の徳を讃えられています。

弘安3年(1280)59歳

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寳榮山 妙誓寺
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